1.システム戦略

事業継続計画

BCP Business Continuity Plan
災害発生時に事業継続計画に基づき許容される期間内に中核となる事業を復旧できるようになる。
①緊急時の体制の構築
 ・事業継続のための緊急的な体制、役割と責任、指揮系統、適切な権限移譲、代行者、順位
②緊急時の対応手順の策定
 ・対策本部の立ち上げ、経営資源の被害状況の把握、二次災害の防止
 ・事業継続性の確認、実施する戦略や対策の決定、業務の継続・再開の手順

事業継続計画の指標

RTO 目標復旧時間 Recovery Time Objective
事前に定めたレベルにシステムが復旧するまでの時間
RPO 目標復旧辞典 Recovery Point Objective
 データの復旧を保証する時点 RTO=1時間 : システム停止の1時間前に復旧
RLO 目標復旧レベル Recovery Level Objective
 目標復旧時間の経過後にシステムが復旧するレベル

エンタープライズアーキテクチャ

 EA 組織のミッション、ビジネス、それを支える情報、ビジネスアプリケーションシステムとテクノロジを定義する業務・システム全体の設計図
BA Business Architecture 政策・業務体系 
DA Data Architecture データ体系
AA Application Architecture 適用処理体系 
TA Technology Architecture 技術体系

業務プロセス

BPR Business Process Re-engineering
業務のQCDを中心に業務を劇的に改善して顧客満足度を向上させることを目的としてビジネスプロセスを根本的に考え直しデザインしなおす事

アウトソーシング

情報システムのアウトソーシングを導入すれば、情報システム開発期間の短縮化、外部ノウハウの活用、開発・運用コストの削減の効果が見込まれる。
即効性は疑問
業務全体の委託は、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)と呼ばれることがある。

IDEAL

開始 Initiating
診断 Diagnosing
確立 Establishing
行動 Acting
学習 Learning
診断~学習は繰り返す。
開始:改善活動の背景を明らかにして改善の動機づけを行う。支援体制や活動体制を確立する。
診断:診断・評価し、改善後の状態とのギャップを明確にして改善点を洗い出す。
確立:改善活動の優先順位、取り組み方針、改善計画を作成する。
行動:解決策を作成して具体的に着手する。
学習:改善活動の結果を分析して妥当性を確認すると共に次のサイクルの準備を行う。

ソリューションビジネス・システムの活用促進

クラウドサービス
SaaS Software as a Service
・必要な機能を選択して利用できるソフトウェアを提供する。
 ・利用したい機能を必要な時に導入、その対価を払えばよい
PaaS Platform as a Service
 ・ソフトウェアを稼働させるための開発・実行環境を提供するサービス
 ・サービスでは不足な場合自社で開発したアプリをPaaSで稼働させることができる
IaaS Infrastructure as a Service
 ・仮想マシンやNWのようなITインフラを提供するサービス、自由度高いが管理スキル要
DaaS Desktop as a Service
 ・デスクトップ環境を仮想的に実現するサービス
パブリッククラウド・プライベートクラウド

SOA

Service Oriented Architecture : サービス志向アーキテクチャ
サービスを組み合わせて情報システムを構築するときのアーキテクチャ。サービスを組み合わせてシステム構築する考え方。

BI

Business Intelligence
基幹業務などから得られる膨大なデータを蓄積して、分析・加工して経営者の意思決定に活用する仕組み。

決定木分析

分析の対象となっている結果(目的変数)に対して、監察結果や測定結果などの原因(説明変数)となっている属性が、どのような影響を及ぼしているかを分析する手法。
天然芝のテニスコートに出向いてテニスをすること(結果)に、どのような原因が関連しているかということを分析するとき、天気や風、湿度などの原因により分析する。

レコメンデーションシステム

ユーザーの興味・関心などの行動履歴を蓄積しておき、蓄積した情報をもとにユーザーが必要とする情報を提供するシステム。アンケート、ルール、協調フィルタリングがある。

用語集

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